Roc Shen、INHO、倉科アキナオ「。」
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soco1010では、INHOキュレーション によるグループ展、Roc Shen、INHO、倉科アキナオ「。」を開催いたします。
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収束と拡大を繰り返し、リアルタイムに平常と非常が入れ替わるコロナ禍において、作家それぞれの視点に映り込むさまざまな相反する事象は、あたかも円の内側と外側の矛盾性に取り込まれているかのようです。本展では、うつろいゆくコロナ時代をテーマに、素描や映像などさまざまな手法によって作家それぞれの視座における「今」が展開されます。
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Curator’s Statement
近年世の中は、国や人種、政府においてもすべて幻覚のように曖昧である。それは、何か非人間的なちからによってコントロールされているかのようで、まるでマジックリアリズムのように感じられる。今回の展示では「誰でも信じられない、何にも頼りにできない」その無力感を、シャーマニズムの文脈から新しい宗教的な物語として紡ぎ出します。
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日程|2020.09.16 [水] – 2020.09.27 [日]
時間|14:00 – 20:00
休館|09.21 [月]
会場|東京都足立区千住橋戸町22-48 soco1010
料金|無料
※会期中のカフェの営業はいたしません。
※混雑時は入場制限を行いますので、ご了承ください。
※開催時間中に換気・消毒作業を行う場合がございます。ご了承ください。
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Roc Shen|DaPeng Shen
1983年大連生まれ。2009年に天津美術学院絵画専攻油絵学科油絵研究科を卒業。2020年より大連理工大学建築芸術学院教研室副主任。現実、夢現、想起、リアリティな反映された感受性から着想を得て制作している。
“それは身も心も楽しませるものではないかもしれ ないが、一方、真実だといえるでしょう…自分にとって、リアリズムにも、シュルレアリスムにも、画面中には一切存在しない。僕の描いているモノことはただ心底からいつも追求している現実だけだ。それは、ある種の個人化された現実だと思う。(INHO訳)”
主な展覧会に、光州ビエンナーレ(韓国、2010)、中国製造ベナツー所蔵展(イタリア、2012)、『芸術家を描く芸術家』紙上作品展(中国、2019)などがある。
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INHO|YinFeng Wu
1991年大連生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻小沢剛研究室在籍。眼下時代背景としての「文化の差異性」あるいは「矛盾だらけ、回答がない時代」について知識と感性を深めながら、そしてそうした差異が何らかの形でよりよく共存する可能性について探るとともに、芸術作品が私たちの社会にアプローチができるだろうことによって、社会的なイデオロギーとして本当に作用しうるのかを実践的に答えを探している。主な展覧会に、大連老街アートプロジェクト(中国、2018)、東京五美大連合卒業展(東京、2018)、《You may see me, but I am hollow.》SHOW CASE #018. directed by Ozawa Tsuyoshi(茨城、2019)、『仰天街紀行』小沢剛ゼミ展(東京、2020)などがある。
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倉科アキナオ|Akinao KURASHINA
1998年東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻小沢剛研究室在籍。普段生活している中で自分自身が疑問に思うこと、不満に感じてしまうことを、主にドローイングやペインティング、アニメーションなどの手法で作品化している。 今回の展示では、自粛期間が続く中で起きた出来事をテーマに制作している。主な展覧会に、『仰天街紀行』小沢剛ゼミ展(東京、2020)などがある。
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▼下記事項をご確認の上ご来場いただきますようお願いいたします。
※会場に駐車場のご用意はございません。公共交通機関、もしくは周辺のパーキングをご利用ください。
※内容は予告なく変更する可能性がございます。ご了承ください。
※会期直前、もしくは会期中延期・中止の可能性がございます。ご了承ください。
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▼新型コロナウイルスの感染予防の観点より 、ご来場に際してご協力お願いいたします。
※マスクの着用 、手指の消毒 、少人数でのご来場をお願いいたします。
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▼下記に該当される方につきましてはご来場をお控えいただきますようお願いいたします。
※体調にご不安のある方(発熱、咳、倦怠感、等の症状等)のご来場はご遠慮下さい。
※過去2週間以内に発熱や感冒症状があった方。
※過去2週間以内感染が拡大している地域への訪問歴がある方。