折原智江「いきた心地がしてきた」

この度、soco1010にてアーティスト折原智江による個展「いきた心地がしてきた」を企画いたします。
折原はこれまで、自身の身体感覚にもとづきながら、扱う素材の特性を織り交ぜて、人や物の存在を見つめ直す作品を制作してきました。本展では、中国・杭州にて開館した「米仓艺术中心」で展示中の《いき る もの》をsoco1010の特性である元超低温冷凍庫の展示室に合わせて再構成し、インスタレーションとして発表します。《いき る もの》は、炭でかたどられた心臓のオブジェが、呼吸に合わせて静かに燃焼する映像作品。2019年より研究してきた「炭」という素材の集大成とも言える本作に加え、新作のオブジェやドローイングも併せて展示いたします。
また、併設のキッチンでは、近年折原が研究してきたポテトサラダを中心としたBARもオープン。身体を通して作品とつながる場として、ぜひこちらもお楽しみください。

日程|2025.5.3 [土] – 2025.5.25 [日]
   祝日以外の月火水木曜日は閉場
時間|14:00 – 20:00
会場|soco1010:東京都足立区千住橋戸町22-48
料金|入場無料
お問合せ|orihara1215475@gmail.com(折原智江)

企画・主催|田草川紘一(soco1010)、折原智江

折原智江|Chie Orihara

1991年埼玉県生まれ。2017年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。
自身の身体感覚にもとづきながら、扱う素材の特性を織り交ぜて、人や物の存在を見つめ直す作品を制作している。使用する素材は、生産地を訪れ、手作業の感覚を学び、遺す事を意識しながら扱うようにしている。近年は物質の循環や儚さにも関心を寄せており、その場にある空気や時間を映し出すような作品を生み出している。

http://oriharachie.com/

【略歴】
2017年 東京藝術大学大学院美術研究科先端表現科修了
2015年 多摩美術大学工芸学科陶専攻卒業
1991年 埼玉県のお煎餅屋の四人兄弟の末っ子として生まれる

【個展】
2024年 生活のリハビリ/gallery N
2022年 その風景にようがある/galleryカワバタ
2021年 ミス煎餅/gallery N
2019年 息を止める事を止める/gallery N
2018年 死なないセレモニー/gallery N

【受賞歴】
2017年 メトロ文化財団賞受賞/第65回東京 藝術大学卒業・修了作品展
2015年 第19回岡本太郎現代芸術賞展敏子賞/第19回岡本太郎現代芸術賞展

【展示歴】
2025年 米仓艺术中心 開館展/中国杭州
2024年 山武市百年後芸術祭/九十九里浜エリア
2021年 御室芸術祭/真言宗御室派総本山 仁和寺
     境界のかたち 現代美術 in 大府/おおぶ文化交流の杜 allobu
2020年 MITSUKOSHI×東京藝術大学-夏の芸術祭2020-/三越日本橋本店
     Sustainable Sculpture/KOMAGOME SOKO
2018年 MITSUKOSHI×東京藝術大学-夏の芸術祭2018-/三越日本橋本店
2017年 第65回東京藝術大学卒業修了展/大学美術館
     藝大アンダーグラウンド/日比谷線銀座駅
     牛窓亜細亜芸術祭/若宮八幡神社
     Approach to the Front/coconani
2016年 第19回岡本太郎現代芸術賞展/岡本太郎美術館

▼下記事項をご確認の上ご来場いただきますようお願いいたします。
※会場に駐車場のご用意はございません。公共交通機関、もしくは周辺のパーキングをご利用ください。
※状況により入場制限を行う場合がございます。

※内容は予告なく変更する可能性がございます。ご了承ください。
※予告なく会期直前、もしくは会期中の延期・中止の可能性がございます。ご了承ください。

▼下記に該当される方につきましてはご来場をお控えいただきますようお願いいたします。
※体調にご不安のある方(発熱、咳、倦怠感、等の症状等)のご来場はご遠慮下さい。

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