Exhibition:20210515

ZENG Siqin “Outside of the Line”
曾斯琴「線外」

soco1010では、現代美術家 曾斯琴(ソウ シキン)による自身初となる個展「線外」を開催いたします。曾斯琴は現在、東京藝術大学大学院美術研究科にて博士課程に在籍、工芸染織を研究しています。本展では、日本の伝統的な友禅染の技法を用いながら、位置によって変わる線のあちら側とこちら側のような二元論に基づく解釈の曖昧性をテーマに展開されます。
ぜひともご覧いただきますようお願いいたします。

Artist’s Statement
「線外」は精確さに欠けた言葉である。
生活で体験することができるように、線の左側に立っていれば、右側が線外であるが、右側に移動すれば、「線外」は線の左側を指すことになる。したがって、「線外」は主体の立場によって転移する、不確かな対立状態を示している。本展で展示されている作品­は、現代社会において善を象徴する花と悪を象徴するウイルスが互いに対立しながらも曖昧的状態で共存していて、それは、いかなる判断も視点と立場によって決まるものであることを示している。自分の位置を変えてみると、絶対な事物など存在しないことがわかるように、「線外」という世界に対しても新たな認識生じるかもしれない。
 “Outside of the Line” is not an accurate expression.
As we experience in life, when we stand on the left side of a line, the right side is outside of the line. But when we move to the right side, the left side of the line is ” Outside of the Line “. Therefore, “Outside of the Line” implies an indeterminate state of opposition that is subject to the position of the subject. Just like the works in this exhibition, the flower, which symbolizes goodness, and the virus, which symbolizes evil, co-exist in an ambiguous state which are opposite to each other yet unified at the same time. All our judgments depend on our standpoints and perspectives. If we try to change position, we will realize that there are no absolutes. Here, we may be able to have a new understanding of the world ” Outside of the Line “.


日程|2021.05.15 [土] – 2021.05.23 [日]
時間|14:00 – 20:00
休館|05.17 [月]、05.20 [木]
会場|soco1010:東京都足立区千住橋戸町22-48
料金|無料
※会期中のカフェの営業はいたしません。
※混雑時は入場制限を行いますので、ご了承ください。

※開催時間中に換気・消毒作業を行う場合がございます。ご了承ください。
※オープニングパーティー等は開催いたしません。

曾斯琴|ZENG Siqin

 1996年、中国湖南省生まれ。現在は、東京藝術大学大学院美術研究科工芸染織専攻博士課程在籍。幼い頃より「絶対的正しさを求める」という価値観に影響され、善と悪、美と醜、秩序と自由、現実とロマンなどの社会におけるあらゆる対立した関係をテーマに制作している。日本の伝統的な友禅染の技法を通し、更に隠喩の手法を用いることで、花とウイルスの結びつきのような、対立した事物を表現し、矛盾した関係の中から見られることのなかった可能性を探ろうとしている。主な展覧会に、FROM LAUSANNE TO BEIJING’ 11th International Fiber Art Biennale(ONLINE、2020)、第 69 回東京藝術大学卒業・修了作品展 (東京、2021)などがある。
Born in Hunan Province, China in 1996, Zeng is currently studying in the doctor’s program, Textile Arts, Graduate School of Fine Arts, Tokyo University of the Arts. Tokyo University of the Arts. Influenced by her childhood values of “pursuing absolute rightness”, her works often reveal her concern and thoughts on the contradictory relationships in life, such as beauty and ugliness, good and evil, order and freedom, reality and romance, etc. Using the traditional Japanese Yuzen Dyeing technique, Zeng tries to seek an unseen possibility in the contradictory relationships by metaphorically expressing the synthesis of various opposites, such as the combination of flowers and viruses.
Joined exhibitions include FROM LAUSANNE TO BEIJING’ 11th International Fiber Art Biennale (Online, 2020), 65th Graduation Works Exhibitions, Tokyo University of the arts (Tokyo, 2021), etc.

 「アート活動は私にとってある呼吸する方法だと思っている、快感を伴う「正しさ」への抵抗である。そして作品は、「正しい道」を懸命に走っている私自身のため開いた小さな窓になる。そこで、少し躊躇していい、遠くを眺めていい、あるいは善悪に関する執拗さをあきらめて、しばらくの間これらの窓から出て、一時的に完璧ではないが本当の自分を受け入れると許してくれる。」
“I view creation as a way to breathe, as if accompanied by some kind of delightful resistance to “rightness”. These works have become the small windows that I open for myself when I am running hard on the “right track”. They show me that I can stop here and look into the distance, or I can give up the stubbornness of right and wrong, and go out of these windows for a short while to embrace an imperfect but true self.”

▼下記事項をご確認の上ご来場いただきますようお願いいたします。

※会場に駐車場のご用意はございません。公共交通機関、もしくは周辺のパーキングをご利用ください。
※内容は予告なく変更する可能性がございます。ご了承ください。
※予告なく会期直前、もしくは会期中の延期・中止の可能性がございます。ご了承ください。

▼新型コロナウイルスの感染予防の観点より 、ご来場に際してご協力お願いいたします。
※マスクの着用 、手指の消毒 、少人数でのご来場をお願いいたします。

▼下記に該当される方につきましてはご来場をお控えいただきますようお願いいたします。
※体調にご不安のある方(発熱、咳、倦怠感、等の症状等)のご来場はご遠慮下さい。
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